立憲民主:枝野代表ら護憲派市民集会に - 毎日新聞(2017年11月3日)

https://mainichi.jp/articles/20171104/k00/00m/010/054000c
http://archive.is/2017.11.04-033828/https://mainichi.jp/articles/20171104/k00/00m/010/054000c

立憲民主党枝野幸男代表と共産党志位和夫委員長は3日、国会前で開かれた護憲派の市民集会に参加した。枝野氏は「国会でわれわれは少数派かもしれないが、(有権者は)憲法9条を改悪してもいいと白紙委任したのではない。国会の中の戦いと、国民のみなさんとともに歩む戦いを車の両輪として頑張りたい」と訴えた。
志位氏は憲法自衛隊を明記する安倍晋三首相の提案を「9条2項が死ぬ。海外での武力行使が無制限になってしまう」と批判し、国会による改憲案の発議を阻止する考えを強調した。ただ、志位氏が演説したときには枝野氏は会場を去っており、そろって壇上に立つ場面はなかった。
集会には主催者発表で約4万人が参加。ノーベル平和賞に選ばれた核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の国際運営委員、川崎哲さんは「核兵器廃絶の願いと9条による不戦の誓いは、第二次世界大戦から学んだ重要な教訓だ。しかし、政府はまったく正反対の道を歩んでいる」とあいさつした。【真野敏幸】