コラム

<私説・論説室から>不平等はメディアにも - 東京新聞(2021年3月8日)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/90165 なぜ日本のメディアは、ジェンダー平等がこんなに遅れているんですか?この二、三年、取材先から尋ねられることが増えた。政府が旗を振った「女性活躍」やグローバルの潮流に迫られた経済界は、否が応でも意思決定…

<金口木舌>手と手を取り合えたら - 琉球新報(2021年3月8日)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1282909.html 米軍人らによる性暴力事件が起きる度に抗議し、地位協定改定を求めている団体がある。「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」である。被害者の相談を受け支援につなげることもある ▼被害者が偏見を…

<金口木舌>戦没者は二度、殺される - 琉球新報(2021年3月7日)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1282515.html 1人の骨の数は、誕生した直後が306個ほどで、成長に伴い結合して成人が206個ほどになる。赤ん坊の前頭部には「大泉門」と呼ばれるへこみがあり、頭蓋骨の骨と骨がくっついていないことが分かる ▼…

<金口木舌>40年後の未来と卒業生 - 琉球新報(2021年3月6日)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1282153.html 本部町の瀬底大橋が開通したのは40年近く前の1985年。それまで瀬底島の中学生は卒業後、船に乗って本島の高校に進学していた ▼「海が荒れるとフェリーが出ないので漁船に乗って本部高校に行ったが、波で…

(政界地獄耳)「丸川」って別姓だよね - 日刊スポーツ(2021年3月5日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202103050000137.html ★五輪相や男女共同参画担当相・丸川珠代が自民党所属の県議会議長らに、選択的夫婦別姓制度導入の意見書に賛成しないよう求める文書を連名で送っていたことが明らかにな…

(政界地獄耳) ワクチンなくても東京五輪開催最優先 - 日刊スポーツ(2021年3月4日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202103040000106.html ★2日、自民党幹事長・二階俊博は「別に、ワクチンと衆議院の解散は関係あるようではありますが、ワクチンで衆議院を解散するとかしないとかっていうことは別に考えており…

<金口木舌>飲み会を断らない女? - 琉球新報(2021年3月3日)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1280396.html 職場での男性像、女性像を探る調査で「ハイディーとハワード実験」というのがある。Aグループには女性名詞のハイディーを主語に、Bグループの主語は男性名詞のハワードにして、成功した経営者の文章を読…

<南風>絵に描いたモチ - 琉球新報(2021年3月2日)

https://ryukyushimpo.jp/hae/entry-1280002.html 琉球新報労組も加盟する新聞労連が1997年2月に採択した倫理綱領「新聞人の良心宣言」を久しぶりに手に取った。記者の倫理にもとる残念な出来事を新聞で知ったからだ。共同通信の記者が、録音が禁止されてい…

(政界地獄耳) 身内にやさしく国民置き去りの政治 - 日刊スポーツ(2021年3月2日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202103020000123.html ★衆院予算委員会の開催までも遅らせるなど、最後の最後まで国民のための内閣広報官ではなく自己都合の国家公務員という名の上級国民が辞表を提出した。加減が悪く入院中…

(余録) 旧東ドイツの国家保安省は… - 毎日新聞(2021年3月1日)

https://mainichi.jp/articles/20210301/ddm/001/070/104000c 旧東ドイツの国家保安省(シュタージ)は、社会主義体制を守るため国中に監視網を巡らせた。人々の言動を見張ったのは約9万人の役人に限らない。国民の6人に1人が、親友や同僚、家族を盗聴・…

(私説・論説室から)「うれしい」を集める - 東京新聞(2021年3月1日)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/88763 労働や雇用分野を取材していると「働く」意味とは何か、としばしば考え込む。そう思っていた時、地元の公立小学校から新聞記者という職業について六年生たちに話してほしいとの依頼をいただいた。キャリア教育の授…

(政界地獄耳) リニアささやかれる暴走とは - 日刊スポーツ(2021年2月27日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102270000128.html ★リニア中央新幹線静岡工区の未着工問題は思わぬ方向に進みそうだ。事態の打開策を巡らすJR東海や国交省鉄道局は静岡県の強硬姿勢に手を焼いていて、一部には国交省は管…

(余録) 大正・昭和の法学者、末弘厳太郎が戦前… - 毎日新聞(2021年2月26日)

https://mainichi.jp/articles/20210226/ddm/001/070/075000c 大正・昭和の法学者、末弘厳太郎(すえひろ・いずたろう)が戦前、役人になる若者への三つのアドバイスを記した「役人学三則」である。「およそ役人たらんとする者は平素より縄張り根性の涵養(…

(政界地獄耳) コーヒー1杯にも律していたはずが - 日刊スポーツ(2021年2月26日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102260000067.html ★結局、安倍・菅政権は公務員と政策で渡り合うことができず、情実的人事権の行使と偏った政治主導で霞が関全体をゆがめたのだろう。安倍政権の時には経産省の役人が官邸…

(政界地獄耳) 東京五輪開催へワクチン以上の策とは? - 日刊スポーツ(2021年2月25日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102250000087.html ★19日の衆院予算委員会で立憲民主党・玄葉光一郎が質問に立った。「五輪開催時に世界からくるアスリートたちはワクチンを接種してくるのか」と問うと、五輪相・丸川珠代…

<金口木舌>沖縄戦後史の闇 - 琉球新報(2021年2月25日)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1277297.html 本島北部に残る私宅監置跡で追体験したことがある。コンクリートの小屋には小さい窓があるだけで昼間でも暗い。数分の滞在だったが、絶望を感じるのに十分だった。この小屋には精神障がいとみられる男性…

<金口木舌>男ばかりでいいの? - 琉球新報(2021年2月24日)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1276791.html 「ゆでガエル理論」というのがある。カエルをいきなり熱湯に入れてしまうと驚いて逃げてしまうが、水温を徐々に上げて行くと、逃げるタイミングを失い死んでしまう。環境の変化に敏感になろうという戒め…

(政界地獄耳) 菅政治の手法を学んだ息子と官僚の関係 - 日刊スポーツ(2021年2月23日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102230000116.html ★一連の総務省接待疑惑は早晩、国家公務員法違反のみならず贈収賄事件化するだろう。その根底にあるのは民主党政権が政治主導のためにつくった内閣人事局を、自民党と安…

(地獄耳) 菅長男疑惑「ノーパンしゃぶしゃぶ」と同じ - 日刊スポーツ(2021年2月22日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102220000071.html ★東京五輪・パラリンピック組織委員会の森騒動も一段落したといえようか。この間クローズアップされたのが、同委員会事務総長・武藤敏郎。元大蔵事務次官、日銀副総裁を…

(筆洗) ジャック・ニコルソンさん演じる私立探偵のもとに、謎の女性か… - 東京新聞(2021年2月20日)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/87117 ジャック・ニコルソンさん演じる私立探偵のもとに、謎の女性から電話がかかる。先日もテレビで放送していたが、ハードボイルド調の傑作映画「チャイナタウン」のちょっと印象に残る場面だ。女性は警戒しながら「今…

(政界地獄耳) 男性社会が阻んだ女性のチャンス - 日刊スポーツ(2021年2月20日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102200000124.html ★政界や財界の中心人物が国民の常識的な価値観とこれほどまでにズレているかが分かった1週間だった。元首相で前東京五輪組織委会長・森喜朗の発言を擁護した人物は数あれ…

<金口木舌>校則、鋳型から多様性へ - 琉球新報(2021年2月20日)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1274982.html スカートの長さや髪形、靴下の色などを定めた校則。「ハイソックスは禁止」「左右の長さの違う髪形はだめ」。規定は事細かい。「こんなことまで」と首をひねりたくなるような校則もある ▼「学校は軍隊み…

<金口木舌>暴力、暴言の排除を - 琉球新報(2021年2月19日)

ttps://ryukyushimpo.jp/column/entry-1274347.html 福岡県で開かれる益子直美カップ小学生バレーボール大会には「監督は絶対に怒らない」という決まりがある。元日本代表の益子直美さんの名を冠した大会だ。学生時代から厳しい指導を受けてきた益子さんは「…

(政界地獄耳) 人事すげ替えても中身は… - 日刊スポーツ(2021年2月19日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102190000032.html ★結局、五輪村と官邸の合議では五輪相・橋本聖子という選択肢しか残っていなかったのではないか。今後、オリンピック(五輪)の縮小開催、中止にするか否か、観客を入れ…

(政界地獄耳)「女性活躍」も理解できていない二階 - 日刊スポーツ(2021年2月18日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102180000084.html ★元首相で五輪組織委員会会長を辞任した森喜朗は理解が足らず、女性蔑視と言われた。擁護する人たちもいずれも現代社会の性差別などへの理解が追い付かず、贔屓(ひいき…

(政界地獄耳)「堂々と分からない」自画自賛の枝野 - 日刊スポーツ(2021年2月17日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102170000071.html ★14日、立憲民主党代表・枝野幸男が西日本新聞の取材に応じている。「原発をやめるということは簡単なことじゃない」「使用済み核燃料の話は、政権を取ったとしてもたぶ…

<南風>民主主義の果実- 琉球新報(2021年2月16日)

https://ryukyushimpo.jp/hae/entry-1272713.html 今月1日のミャンマーの軍事クーデターは、暗い軍事政権時代を知る私にとっては大きなショックだった。ようやく育った民主主義の果実が一瞬にして摘み取られたのだ。26年前にミャンマー東部に入り、書いたル…

<金口木舌>井戸端会議だからこそ - 琉球新報(2021年2月14日)

https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1271676.html 「おばちゃんの井戸端会議じゃないんだから」。女性議員の発言を男性議員が皮肉った。琉球新報社が県内の女性市町村議員を対象に実施したアンケートで寄せられた記述。女性議員はセクハラや性差別と受け…

(筆洗) 伝統的なジャズからの脱却を目指したマイルス・デイビスが注目… - 東京新聞(2021年2月14日)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/85878 伝統的なジャズからの脱却を目指したマイルス・デイビスが注目していたのは電子楽器だった。電子楽器でジャズとロックを融合させた実験的な音楽をつくる。一九六〇年代後半の話だ。時代は自由で新しい音を求めてい…

(松尾貴史のちょっと違和感) 森会長女性蔑視発言 矮小化する人たちの感覚とは - 毎日新聞(2021年2月14日)

mainichi.jp 先般の、森喜朗東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の発した「女性の理事を増やしたくない」「発言時間を規制したい」旨の失言、というよりも「テレビがあるからやりにくいが」などと述べてから発しているので、確信的な差別発言な…