衆院憲法審査会 11日の開催見送り 首相発言に民進が反発 - NHK(2017年5月10日)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170510/k10010976751000.html
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衆議院憲法審査会は、安倍総理大臣が憲法を改正して2020年の施行を目指す意向を明らかにしたことなどに、民進党が反発し、「現状での開催には応じられない」としていることなどを踏まえ、11日の開催を見送ることになりました。
衆議院憲法審査会は先月下旬に、「国と地方のあり方」をテーマに、各党の意見表明と自由討議を行うことになっていましたが、復興大臣の交代の影響で、開催が11日に延期されていました。
しかし、今月3日に、安倍総理大臣が憲法を改正して2020年の施行を目指す意向を明らかにして、具体的な改正項目を例示したことなどに、民進党は「行政府の長による審査会への介入だ」などと反発し、「発言の真意が明らかにされない限り、審査会の開催には応じられない」という考えを自民党に伝えました。
これを受けて、自民・公明両党の審査会の幹事が、国会内で対応を協議した結果、11日の審査会の開催を見送ることで一致しました。
一方で、今後の審査会の日程などを協議したいとして、11日に幹事懇談会を開くことも確認し、野党側の出席を呼びかけることになりました。