http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122402000124.html
http://megalodon.jp/2015-1224-0933-19/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122402000124.html
女性国会議員を倍増させようと、女性団体や有識者が呼び掛けたキャンペーン「JG83(ジェイジーはちさん)」が二十三日、始まった。キックオフ集会には野党各党の国会議員らが参加し、来夏の参院選に向けて、野党統一候補として女性を積極的に擁立していくことで一致した。
名称の「JG」は「女性議員」の頭文字。「83」は衆参両院の議員計七百十七人のうち、約一割にとどまる女性の八十三人から取った。キャンペーンは、議員にしたい女性の推薦を全国から求め、ホームページで公開してリスト化。「人材が見つからない」と嘆く政党へ、参院選候補者の候補として売り込む試みだ。
三人以上が推薦し、本人も立候補を了承していることが必要。十数項目のアンケートで考え方を確認し、うち(1)安全保障法制廃止(2)原発再稼働反対(3)選択的夫婦別姓に賛成−に同意していることを条件とする。
この日、東京都千代田区の大妻女子大で開かれた集会には、辻元清美衆院議員(民主)、井上哲士参院議員(共産)、初鹿明博衆院議員(維新の党)の現職議員と、社民と「生活の党と山本太郎となかまたち」の前参院議員らが出席し、意見を交換した。
「憲法を守らない人が首相をやっている以上、参院選は民主主義を守ることが先決」「野党共闘が要」などの発言が相次いだ。各地で共闘の候補として女性を立てる話し合いを進めており、三十二ある改選一人区のうち四区でめどが立っているという説明もあった。
呼び掛け人の一人、三浦まり上智大教授は「来年の参院選ではまず一・五倍を目指し、女性議員を現状より八〜十人増やしたい」と話した。キャンペーンのホームページ
http://www.coco-vote.com/