参院熊本選挙区に初の野党統一候補 安保法反対、4党推薦 - 東京新聞(2015年12月24日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122402000114.html
http://megalodon.jp/2015-1224-0921-06/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122402000114.html

民主、共産、維新、社民各党は二十三日、来年夏の参院選熊本選挙区(改選数一)に熊本市の弁護士、阿部広美氏(49)を無所属で擁立すると正式に発表した。参院選に向け、主要野党が協力する事実上の「野党統一候補」決定は初めて。共産党の新人候補取り下げで実現した。政党だけでなく、市民団体を巻き込んだ緩やかな連帯で与党候補に対抗したい考えだ。
与党は「究極の談合」(茂木敏充自民党選対委員長)と批判を強めているため、連携の成否が選挙戦の行方を左右することになりそうだ。
統一候補をめぐっては熊本のほか、山形、新潟、合区となる鳥取・島根、二十三日に候補者が記者会見した石川などで水面下の折衝が続いている。