憲法施行70年、各党が声明・談話を発表 - TBS系(JNN)- (2017年5月3日)

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日本国憲法は3日、施行70年を迎えました。安倍総理大臣が憲法改正に強い意欲を示し、改憲に前向きな勢力が改正の発議に必要な衆・参で3分の2以上の議席を占める中、各党が声明などを発表しました。
自民党は、「改正に向けた道筋を鮮明に示すことは国民各層の願いだ」と指摘。「改正への理解促進と幅広い合意形成に向けた活動をこれまで以上に党を挙げて取り組む」とする声明を発表しました。
自民党と連立を組む公明党は、「新たな条項を付け加える『加憲』の立場だ」との党アピールを発表しました。
これに対して、野党・民進党は、蓮舫代表が「安倍総理は年々憲法改悪への野心をあらわにし、数の力で達成することもいとわない姿勢さえのぞかせている」と批判。共産党の小池書記局長も「安倍改憲を阻止するため国民と力を合わせる」との談話を発表しました。
また自由党は、小沢共同代表が「安倍政権は憲法をないがしろにする政治姿勢を続けている」と指摘したほか、社民党も「憲法を安倍政権の意のままに変えさせない」との声明を出しました。
一方で、日本維新の会の松井代表は談話の中で、「現行憲法で対応しきれない場合は必要な範囲で変えていくべきだ」と主張し、日本のこころの中山代表も「現憲法の良い面は採用しつつ、新たな情勢への対応が必要だ」という談話を発表しました。