相模原児相 昨年、全裸で検査し問題に - 毎日新聞(2016年3月22日)

http://mainichi.jp/articles/20160323/k00/00m/040/133000c
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相模原市児童相談所(児相)では昨年8月に一時保護していた7〜15歳の少女9人を全裸にして所持品検査をしていたことが昨年12月に発覚した。人権侵害として少女が訴えて明らかになるまで、公表しなかった。
保護を訴えていた中学2年の男子生徒が自殺した件についても一部報道で明らかになるまで公表しなかった。鳥谷明所長は「4月に開かれる市社会福祉審議会児童相談所措置部会に報告しようと準備していた」と釈明した。
加山俊夫市長は「セーフティーネットである児童相談所で、児童の命を救えなかったことは大変残念。対応内容を検証し、今後、児童の保護に万全な対策が講じられるよう、しっかり対処していきたい」とのコメントを発表した。【高橋和夫