安保法案、14日以降成立で調整…参院審議遅れ - 読売新聞(2015年9月2日)

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自民、公明両党は、参院で審議中の安全保障関連法案について、14日以降に成立させる方向で最終調整に入った。
参院平和安全法制特別委員会での審議が大幅に遅れているためだ。与党は当初、参院で採決されなくても衆院で再可決できる憲法の規定「60日ルール」を適用できる14日より前の11日頃の成立を目指していた。
参院特別委は1日の理事懇談会で、2日の一般質疑を決めたが、与党提案の4日の参考人質疑には野党が応じなかった。これまでの参院特別委での審議時間は計約63時間で、与党が目安とする「100時間前後」への到達は今月中旬以降となる見通しだ。採決の前提となる参考人質疑や公聴会のメドは立っていない。
参院特別委の鴻池祥肇委員長(自民)は1日、法案の成立時期について、「衆院側が11日と言い出してから(審議が)動かなくなった。(与党)単独強行(の採決)ではなく、賛否を明らかにした参院らしい着陸をみせたい」と記者団に語った。