事実上の改憲 国民関与できず 政権判断で可能-東京新聞(2013年7月23日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013072302000107.html
http://megalodon.jp/2013-0723-1302-48/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013072302000107.html

安倍晋三首相は参院選から一夜明けた二十二日、持論の改憲について慎重に議論していく考えを示した。改憲を掲げる自民党みんなの党日本維新の会の三党で直ちに発議できる議席を得られなかったためだ。一方で、集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈の変更に意欲を見せた。憲法解釈の見直しは政権の判断だけで可能。国民が関与できないところで、事実上の改憲を進めようとしている。