盗撮事件で逆転無罪判決「捜査官が作文した疑いぬぐえず」 東京高裁-産経ニュース(2010年6月28日)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100628/trl1006282353006-n1.htm?utm_source=MSN%E7%94%A3%E7%B5%8C&utm_medium=MSN%E7%94%A3%E7%B5%8C&utm_term=MSN%E7%94%A3%E7%B5%8C
http://megalodon.jp/2010-0629-1525-11/sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100628/trl1006282353006-n1.htm?utm_source=MSN%E7%94%A3%E7%B5%8C&utm_medium=MSN%E7%94%A3%E7%B5%8C&utm_term=MSN%E

女性を盗撮しようとしたとして東京都迷惑防止条例違反(みだらな行為)の罪で在宅起訴され、一審で有罪とされた神奈川県の20代男性の控訴審でことし1月、東京高裁が逆転無罪の判決を言い渡していたことが28日、分かった。検察側が上告せず確定。判決は、男性がアスペルガー障害で「やましいことがなくても驚いたり、謝った可能性がある」と指摘した。


男性は一、二審を通じ「自白を強要された」などと無罪を主張。供述調書の信用性の有無が争点となったが、高裁は「捜査官が誘導したか、作文した疑いがぬぐえない」と信用性を否定した。


男性は警視庁と東京地検の捜査で精神的苦痛を受けたとして7月、横浜地裁に国家賠償請求訴訟を起こす意向。