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1月18、19日の両日に、第61回沖縄県PTA研究大会八重山大会が、石垣島で開催されました。県内各地から1100人余りの会員が参加し、盛会に終えることができました。
大会のテーマは「和衷共同(わちゅうきょうどう)~結(ゆい)の心で紡ぐ愛~」。和衷共同は、心を同じくして共に力を合わせ、仕事や作業に当たること。
子どもたちが、ふるさと沖縄に自信と誇りを持ち、活躍できるような環境づくり、そして、会員の皆さま一人一人が「やってよかった」と言えるPTA活動が推進できるようこの研究大会が親としての学びの場、語り合いの場となり情報共有を行い、愛しい子どもたちのために大人がよりよい環境づくり、家庭教育、社会教育を深める場になれば幸いです、と会長あいさつで述べました。
私たちの組織は創立71年になる歴史ある保護者と教師が手を携えて歩む会です。先輩方から受け継いできたバトンを次の世代へつなげようと、時代に即した運営の在り方を「事業在り方検討委員会」として今年度立ち上げ、県内各地区の代表者と事業や事務運営の見直し、会費の値上げなどの協議を行っていることも、会員の皆様に知っていただくチャンスだと思い、あいさつの中で活動の経過報告も入れ込みました。
1日目に開かれた分科会では七つの会場でそれぞれのテーマで発表と討議、特別講演を行いました。特に私の一押しが特別分科会の「人権問題」で、LGBTについてレインボーハートプロジェクトokinawaの竹内清文氏の講演につながりました。多様性について皆さまに広く周知を図りたいと企画しました。
伝えたいことをこうして紙面で紹介していただける機会に恵まれ感謝。そして大会成功の裏に、多くの方々が尽力してくれたことにも深く感謝致します。
(下地イツ子、県PTA連合会会長)