秘密保護法成立から5年 議員会館前で抗議活動 - 東京新聞(2018年12月7日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018120702000146.html
https://megalodon.jp/2018-1207-0916-25/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018120702000146.html

特定秘密保護法が成立して五年となった六日、市民団体のメンバーら約五十人が、衆院第二議員会館前(東京都千代田区)で同法の廃止を求める抗議活動をした。雨が降る寒い中で横断幕を掲げ、「知る権利を侵害するな 疑惑の隠蔽(いんぺい)許さない」と声をそろえて訴えた。
「秘密保護法」廃止へ!実行委員会の前田能成(よしなり)さん(66)は「この問題への関心が薄まらないよう取り組もう」と呼び掛けた。民放労連の岩崎貞明書記次長(55)は「秘密保護法の後も入管難民法、水道法と数の力で押し切ることが繰り返され、この国はめちゃくちゃになり、国際社会の信頼を失う」と語気を強めた。
秘密保護法廃止をめざす藤沢の会の斎藤隆夫さん(81)は「政府が情報を隠し、でたらめな資料を提示して安泰でいられる。この政治状況を打破しないといけない」と呼び掛けた。 (山本哲正)