焼夷弾は手掴み、空襲は大丈夫…国民は「東京大空襲」をどう迎えたか - 現代ビジネス(2018年3月9日)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54545

フェイクニュースと国民統制の恐怖
間もなく3月10日を迎える。73年前(1945年)のこの日、アメリカ軍が東京の下町を空爆し、約40平方キロメートルが消失した。死者は10万人以上、被災者100万人以上、焼失家屋は27万戸にのぼった。

なぜこれだけの被害が生じたのか。直前まで国民は空襲をどのように予期していたのか。

政府による指導方針の問題点は過去記事で触れたが、さらに東京大空襲の直前期に焦点を当て返ると、開き直ったフェイクニュースと国民統制の恐ろしさが見えてくる。