質問配分「5対5」提案へ=予算委めぐり与党 - 時事ドットコム(2018年1月24日)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018012301270&g=pol

自民党は23日、今国会で開催される衆院予算委員会審議の質問時間配分について、与野党「5対5」から野党側と交渉する方針を固めた。24日の予算委理事懇談会で野党側に提案する。同党の森山裕国対委員長菅原一秀予算委筆頭理事が国会内で協議し確認した。
与党は昨年の特別国会で議席数に応じて質問配分を増やすよう求め、衆院予算委で慣例だった「与党2割対野党8割」から「与党36%対野党64%」への変更に成功。今国会でも質問時間の拡大を狙っている。
これに対し、野党第1党の立憲民主党は「2対8」を主張。辻元清美国対委員長は23日の党会合で「予算や法案の正当性を担保するため、厳しい質問や批判に耐え得るものにする役割が野党にある」と述べ、質問時間確保の意義を強調した。