古賀茂明「トランプ大統領と心中?突出した軍事優先主義を主張する安倍総理」 - AERA dot. (2017年9月25日)

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日本は、一日も早く、世界のパラダイムシフトに気づいて、国際社会の平和構築に向けた新たなスキーム作りのための先導的役割を果たすように外交政策の大転換を図るべきだ。
今からでも遅くはない。核兵器禁止条約に加盟し、北朝鮮だけでなく他の全ての核兵器保有国に核兵器廃止の交渉を始めるように呼び掛けるのだ。そうした立場をとれば、「世界の非核化を実現するために努力する」と述べた金正恩委員長と安倍総理の直接対話の道も開けるかもしれない。米国一辺倒でないということを示すことで、日本にとって最優先の拉致被害者問題の解決のための対話の糸口が開ける可能性もあるのではないか。
しかし、そうした路線転換を行うことは安倍政権には無理だ。
北朝鮮問題解決への道を切り拓くためには、戦後レジームにしがみつき、米国一辺倒で世界中の信頼を失っていく安倍総理を代えることから始めなくてはならない。それが日本の平和を守る道なのだ。