「汚染地帯の今〜チェルノブイリ・福島〜」 本社ロビーで写真展 - 東京新聞(2017年3月28日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017032802000110.html
http://megalodon.jp/2017-0328-0928-57/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201703/CK2017032802000110.html

原発事故で放射能に汚染された所で暮らす人たちを撮影した写真展「汚染地帯の今〜チェルノブイリ・福島〜」が27日、東京新聞本社(千代田区内幸町2の1の4)正面玄関ロビーで始まった。4月7日まで午前10時〜午後5時。4月1、2日は休館。無料。
旧ソ連ウクライナチェルノブイリ原発と、東京電力福島第一原発の事故を受け、周辺の住民らの被ばく量や汚染実態を調べている独協医科大の木村真三准教授が、ウクライナ福島県いわき市志田名(しだみょう)地区での調査研究の一環で撮影した20点を集めた。木村准教授は「被災者の心の部分を表現したい」としている。会場では、汚染地帯で暮らす人たちへのメッセージや、写真展の感想を来場者に書き込んでもらうノートを用意。「厳しさが伝わってくる」「事故のひどさに気持ちが動いた」といった感想がつづられた。