汚染水設備で3トン漏えい 福島第1、外部流出なし - 東京新聞(2016年11月1日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016110101001857.html
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東京電力は1日、福島第1原発の汚染水から塩分を取り除く「淡水化装置」と呼ばれる設備で、約3トンの汚染水が漏えいしたと発表した。漏れた水からは、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり4万5千ベクレル検出された。水は設備の周囲に設けたせきの中にとどまっており、外部への流出はないという。
東電によると、1日午前6時半ごろ、装置からの漏えいを示す警報が作動。社員が現場で、設備のタンクから空気を抜くための配管から汚染水が漏れ、水たまり(長さ30メートル、幅10メートル)ができているのを見つけた。午前7時ごろに装置の運転を停止すると、漏えいは止まった。
(共同)