地下貯水槽、新たな漏えいか=放射能濃度が急上昇―福島第1 - 時事通信社(2016年4月7日)

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東京電力は7日、福島第1原発で過去に汚染水が漏れた地下貯水槽の外側遮水シートの間で同日採取した水から、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり9300ベクレル検出されたことを明らかにした。3月末に比べ急上昇しており、東電は貯水槽に残っていた汚染水が漏れた可能性があるとみて調べている。
東電によると、数値が急上昇したのは2013年4月に汚染水漏れが判明した1号貯水槽。南西側で6日に採取した水から、同8100ベクレルが検出された。東電が7日に改めて調べたところ同9300ベクレルに上昇しており、3月30日の同87ベクレルから100倍以上になっていた。