敦賀2号で1次冷却水漏れ 1リットル、周辺に影響なし - 東京新聞(2016年11月1日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016110101001734.html
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日本原子力発電は1日、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の原子炉格納容器内で、1次冷却水漏れがあったと明らかにした。漏れた水は約1リットルと推定され、ごく微量の放射性物質が検出された。日本原電は「周辺への影響はない」としている。
日本原電によると、10月8日、巡視中の運転員が原子炉の水位を測定する機器の点検用の栓に、ホウ酸の固まりが付着しているのを見つけた。隙間から漏れた冷却水が蒸発したとみられ、約100ベクレルの放射性物質が検出された。
定期的に栓の取り外しや取り付けを行ううちに、徐々に変形して隙間ができたことが原因という。