労働集会 安倍政権政策に反対 東京・日比谷 - 毎日新聞(2016年5月11日)

http://mainichi.jp/articles/20160512/k00/00m/040/082000c
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労働時間の法規制から外れる「高度プロフェッショナル制度」(残業代ゼロ制度)など安倍政権の労働政策に反対する集会が11日、東京都千代田区日比谷野外音楽堂で開かれた。参院選を前に政権が最低賃金引き上げや同一労働同一賃金の実現を掲げる中、「聞こえのよい政策は争点つぶし」と訴えた。
政権が現実に進める政策の危険性を訴えようと労働組合や弁護士、市民グループなどの実行委員会が開いた。連合傘下の労組のほか全労連全労協、中立などの労組も加わり、1800人(主催者発表)が参加した。労組が組織を超えて集まるのは非常に珍しい。
集会では浅倉むつ子・早稲田大教授が「労働時間規制を緩和すれば長時間労働が増えるのは明白。長時間労働がはびこれば女性は活躍できない」と訴え、保育労働者らも現状をアピールした。集会後は最低賃金の引き上げを求める若者グループ・エキタスがデモを率いた。【東海林智】

雇用と暮らしの底上げアクション@日比谷野音 デモ行進 - 2016.5.11