(問い直す戦争 70年目の視点)戦時法制 事前審議 議会チェック不十分 日大・古川隆久教授 - 東京新聞(2015年6月1日)

http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2015/toinaosu/list/20150601.html
http://megalodon.jp/2015-1218-0937-37/www.tokyo-np.co.jp/hold/2015/toinaosu/list/20150601.html

昭和初期、人や物を無制限に戦争につぎ込むことを可能にした国家総動員法帝国議会(国会)で成立しました。戦時法制に議会がどう対処したのかについて、日本大学古川隆久教授(日本近現代史)は「議会では当初、法案への反対論が強かった。成立させる代わりにチェック機関を設け、政府に歯止めをかけようとしたが不十分だった」と指摘。「政府が拙速な判断で戦争にのめりこむと後に引けなくなる。議会の判断をしっかり入れることが教訓だ」と強調しました。


解散恐れ なびいた議会)
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2015/toinaosu/list/pdf/p150601.pdf