安保法案反対派が作った解説動画 なぜYouTubeは削除した? - HuffPostJapan(2015年07月23日)

http://huff.to/1Mm1P3a

【#本当に止める】6分でわかる安保法制

安保法案を解説する動画を公開したら、YouTubeに削除された――。

「SASPL - 特定秘密保護法に反対する学生有志の会」が公開した動画をめぐって、YouTubeの対応が物議を醸している。7月14日にYouTubeに投稿したところ、「スパム、詐欺、搾取的なコンテンツ」として公開が取り止められた。

これを受けて、SASPLは署名活動サイト「Change.org」で、運営元のGoogleに削除理由について公式な説明を求める活動を開始。2000人の署名を集めた。18日、動画は元通り閲覧できるようになったが、Googleから公式の説明はなかった。

これに、Googleの元執行役員の藤井宏一郎氏が、かつて所属していたGoogleに説明を求めるコメントをFacebookに投稿している。

藤井 宏一郎 commented on a link.
マカイラ株式会社 パブリックアフェアーズ · 7月18日 9:51 ·
YouTubeを運営するグーグルで、もと執行役員兼公共政策部長としてネットの表現の自由を守るための対日本政府の交渉を担当していた藤井宏一郎と申します。本件の本質は、YouTubeが政治表現に対して恣意的な検閲を行うことはなく、プラットフォームとして今後とも信頼に足るものであることをグーグル自ら説明する必要があるという点だと思います。そのためにも、今回の削除理由と復活理由、およびその経緯の明確な公の説明を引きつづきグーグルに対して求めたいと思います。今回の動画が復活したからそれでよい、ということでは決してないと考えています。世界各地で表現の自由を擁護し、政治的表現の自由のために戦ってきたグーグルという会社を信じるからこそ、公の説明がほしいと思います。