戦後70年談話 安倍首相、「侵略」など「もう一度書く必要ない」BSフジの「PRIME NEWS」で-Fuji News Network(2015年4月21日)

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00290739.html
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安倍首相は20日夜、BSフジの「PRIME NEWS」に出演し、この夏に発表する戦後70年の首相談話に、村山談話などの「侵略」などの文言を盛り込むかどうかについて、「基本的考えを引き継ぐから、もう一度書く必要はない」との認識を示した。
安倍首相は、「同じ言葉を入れるのであれば、談話を出す必要ないじゃないですか」、「(過去の首相談話の)基本的考え方を継いでいくということは、もう申し上げているわけですから、そこに書かれていることについては、引き継いでいくんですよ。ですから、引き継いでいくと言っている以上、もう一度書く必要は、私はないだろうと思います」と述べた。
安倍首相は、戦後70年談話について「同じ言葉を入れるなら、談話を出す必要はない」として、戦後50年の村山談話などの「植民地支配と侵略」や「心からのおわび」といった文言に、こだわらない考えを示した。
また、中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)について、透明性などに対する懸念を指摘したうえで、「G7(先進7カ国)の国々も同じ懸念を持っている」と述べ、6月とされる参加期限にこだわらず、慎重に見極める姿勢を示した。
一方、自民党が、NHKテレビ朝日を呼び、番組内容に関する聴取を行ったことについては、「報道の自由を尊重するのは、自民党の基本的姿勢だ。そのうえでの議論なのだろう」と述べた。