改憲勢力 2/3 焦点に 平和憲法の行方左右-東京新聞(2014年11月30日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014113002000126.html
http://megalodon.jp/2014-1130-1540-44/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014113002000126.html


十二月二日公示の衆院選は、将来の改憲が現実味を帯びるかどうかをめぐり、大きな意味を持つ。今年七月、安倍内閣は他国を武力で守る道を開く集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を閣議決定。今は平和憲法の根本が問われている。改憲を発議するには衆参両院で三分の二以上の賛成が必要だ。今回、改憲勢力が三分の二(三百十七議席)を確保すると二〇一六年夏の参院選の結果次第では、いつ発議されるか分からない状況になる。 (中根政人)