学校が違法認識せず放置 足利・中3バイト死亡事故で第三者委-下野新聞「SOON」(2014年7月1日)

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140701/1641062
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群馬県桐生市の工事現場で2012年8月、足利市西中3年石井誠人君=当時(14)=がアルバイト中に死亡した事故で、市が設置した第三者調査委員会(委員長・喜多明人早稲田大教授)は30日、和泉聡市長に報告書を提出した。学校、市教委の対応について「違法な就労にあたるという認識がないまま放置、黙認していた」と厳しく批判。中学生の就労は2004年から17人が確認されたとし、学校から事業所に依頼したケースが2件あったことも明らかにした。

市教委はこれまでの4回の調査で「学校からのあっせんはなかった」としていた。また、石井君のバイトを「保護者からの申し出による職場体験」と発表していたが、保護者は「職場体験」の認識や申し出の事実もなく、第三者委は「事実と異なり問題」と指摘した。

足利市立中学校生徒の就労に係る死亡事故に関する調査報告書-平成26年6月
足利市立中学校生徒の就労に係る死亡事故に関する第三者調査委員会

http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/uploaded/attachment/25881.pdf