阪田元内閣法制局長官「ルビコンを渡れば歯止めが利かない」-日刊ゲンダイ(2014年7月14日)

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151814

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151814/7
これからの国会で議論を深めなければいけない。

――政府が9条の規範性を逸脱する事態を想定していることが明らかになれば、国会審議にも影響が出てくるでしょうか?

もともと自公は同床異夢ですから、そういう議論になれば、両党間の考えの違いがはっきりする。国民的議論も盛り上がってくると思います。いずれにしても、憲法とは統治権力を縛るものですから、縛られる張本人が好き勝手に変えていいわけがない。9条においてそれをやるということは、平和主義をやめるということです。これは国民の気持ちとはかけ離れたものではないでしょうか。