15歳のニュース:竹富町の教科書、何が違う 検定パスでも国家観に差-毎日新聞(2013年10月19日)

1/3) http://mainichi.jp/life/edu/news/20131019ddlk27100422000c.html
2/3 )http://mainichi.jp/life/edu/news/20131019ddlk27100422000c2.html
3/3) http://mainichi.jp/life/edu/news/20131019ddlk27100422000c3.html

http://megalodon.jp/2014-0314-1508-24/mainichi.jp/life/edu/news/20131019ddlk27100422000c.html
http://megalodon.jp/2014-0314-1509-01/mainichi.jp/life/edu/news/20131019ddlk27100422000c2.html
http://megalodon.jp/2014-0314-1509-30/mainichi.jp/life/edu/news/20131019ddlk27100422000c3.html

 ◇沖縄県八重山地方で採択が分かれた教科書の目次(一部)

【新しいみんなの公民(育鵬社)】

第5章 私たちと国際社会の課題

 第1節 国家と国際社会

 1・世界の中の日本人として

 2・国家とは何か

 3・国家と私たち

 <理解を深めよう>国旗・国歌に 対する意識と態度

 4・国際社会での協調

 5・国際連合のはたらき

 6・世界平和の実現にむけて

 7・日本の安全と防衛

 8・国際社会での日本の役割

 <理解を深めよう>主権が侵害さ れるということ

 <理解を深めよう>現代の国際社 会と宗教

 第2節 地球環境と人類

 1・地球的規模の環境問題

 2・資源・エネルギー問題

 3・人口の急増と食料問題

 <考えよう>地球環境問題と日本

【新しい社会 公民(東京書籍)】

第5章 地球社会とわたしたち

 1節 国際社会と世界平和

 1・地球のさまざまな姿

 2・国際社会における国家

 3・国際連合のしくみと働き

 4・地域主義の動き

 5・新しい戦争

 6・世界の平和のために

 <深めよう>パレスチナ問題につ いて考えてみよう

 2節 国際問題とわたしたち

 1・文化の多様性

 2・地球環境問題

 3・資源・エネルギー問題

 4・貧困問題の現状

 5・世界の中の日本

 6・よりよい地球社会のために

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A 国旗・国歌

育鵬社版】「それぞれの国の人々が、自国の国旗・国歌に愛着をもつのは当然のこと」などと詳述。「国旗・国歌に対する意識と態度」という見開き2ページ特集では、ブラジル出身で日本国籍を取得した元サッカー日本代表ラモス瑠偉(るい)さんの日の丸や君が代に対する思いを紹介しています。

【東京書籍版】「国どうしが尊重し合うために、たがいに国旗・国歌を大切にしていかなければなりません」としていますが、国旗・国歌を扱った文章は5行だけです。

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B 「世界平和の実現」を考える

ともに分量は見開きで2ページ。

育鵬社版】旧ソ連解体後の地域紛争増加や、核兵器を開発する途上国もあることなどが中心で、第二次大戦後の主な地域紛争を地図化しています。

【東京書籍版】「世界の平和のために」と題し、飢餓や貧困に苦しむ人々の状態の改善・解消を「積極的平和」と呼び、政府開発援助(ODA)などでの支援だけではなく、「政府の援助が行き届きにくい分野では、さまざまなNGOが世界各地で活発に活動してい」ることを紹介しています。