シンポジウム 「非行少年」に、もっと弁護士を!

〜今こそ、全面的国選付添人制度の現実を!!〜

少年事件により家庭裁判所で審判を受ける少年に,国費で弁護士付添人を選任する国選付添人制度は,2007年11月に拡大されました。
しかし,国選付添人の対象事件は,殺人や強盗などの重大事件に限られており,その選任数は,少年鑑別所に収容された少年の約3.2%にすぎません(2010年)。
私たちは,少年鑑別所に収容された全ての少年の事件を対象とした「全面的国選付添人制度」を実現すべきであると考えています。
広く市民の皆様に少年事件で弁護士付添人が果たしている役割と,国選付添人制度拡大の必要性を知っていただくために,シンポジウムを開催します。
是非,多数ご参加ください。


日時:2011年12月12日(月)18時〜20時
場所:弁護士会館2階講堂クレオA千代田区霞が関1−1−3 地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)

参加費等 無料・事前申込不要

内容 基調報告 「なぜ全面的国選付添人制度が必要か?」
講演
「『まさに今』少年に支援が必要なとき」
  杉浦ひとみ氏(弁護士・東京弁護士会
リレートーク
葛野尋之氏(一橋大学大学院法学研究科教授)
横川和夫氏(ジャーナリスト・元共同通信社記者)
少年事件を経験した元少年



主催 日本弁護士連合会
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2011/111212_2.html