青木理氏、チョ・グク氏の法相就任で日韓の政治の違い指摘「どっちがいいか悪いかって言えば、僕は答えは明らかだと思う」- スポーツ報知(2019年9月10日)

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10日放送のテレビ朝日羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、韓国の文在寅大統領(66)が数々の疑惑が浮上しているチョ・グク氏(54)を法相に任命したことを特集した。

チョ氏が法相に就任したことに、コメンテーターでジャーナリストの青木理氏(53)は「韓国っていう今の国のありようっていうのが映し出された」とし、「10時間記者会見したんですよ。14時間、聴聞会やったんですよ。ある種の手続きとか建前っていうのは、きちんと尽くすんだと。それこそが正義なんであるというような、民主主義のありようとか政治のありように対する、正義のありようっていうものに対する、こだわりっていうのが強いんですよね」とコメント。

一方「日本はどうかと言えば、森友学園加計学園の問題でも証人喚問は出来るだけしないように、しても何も言わないように。あるいは口利き疑惑が起きても入院して会見もしないで、いつの間にかうやむやにしちゃうのが日本の政治」と指摘し、「どっちがいいか悪いかって言えば、僕は答えは明かだと思うんだけれども」とした。

悪化する日韓関係には「韓国が過去の歴史とかにこだわって、日本に何とかしろって言い続けるのは、韓国の政治とか建前とかっていう正義を求めるっていう、あるいはきちんと手続きを尽くせっていう。韓国の今の国民性みたいなのがある。日本はどっちかというと、もううやむやにしちゃえよ、ごまかしちゃえっていう方向に行くっていうのが、今の歴史問題の対立なんかにも非常に映し出されているところがあるなって思いながら見てました」と見解を示した。

「だから非常に日本とは違うし、これが韓国のいいか悪いか、好きか嫌いかは別として、今の韓国の政治のありよう、国民の目線っていうことなんでしょう」と言及した。