所沢・中2刺殺事件きょう1週間 募ったわだかまり 噴出か:埼玉 - 東京新聞(2019年7月12日)

https://megalodon.jp/2019-0712-0943-02/https://www.tokyo-np.co.jp:443/article/saitama/list/201907/CK2019071202000136.html

元家裁調査官で、NPO法人非行克服支援センター相談員の伊藤由紀夫さんは「十四歳はまだ子ども。大丈夫かどうかの見極めは難しい。もう少し詳しく二人から聞き取りをしても良かった」と指摘する。
伊藤さんは四十年近く、非行少年に寄り添ってきた。最近は高齢化や核家族化で、子どもたちが親族らの葬式に出席する経験が少なく、人の死と向き合う機会が減っているとし「命の重みを感じにくくなっている」と危惧する。
今回の少年も「刺したらどうなるかまでは考えられなかったのではないか」と推測。「家庭や学校で、成績や進学先の方が重要とされ、交換がきかない命について、話し合う機会が薄れているのでは」と話す。

 

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