穴見議員 がん患者に「いい加減にしろ」 - 報道ステーション テレ朝(2018年6月21日)

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麻生財務大臣は21日の麻生派会合で、32日間の延長が決まった今国会について、サッカー・ワールドカップで日本が勝利したコロンビア戦に触れ「終わるかと思ったら、ロスタイムがあと5分。今回の延長も同じ。ロスタイムの間に下手な失点が起きないようによろしくお願いします」と語った。そんななか、15日の『健康増進法改正案』の審議の場で、自民党議員が肺がん患者に対しヤジを飛ばしていたことがわかった。健康増進法改正案は、公共の場での禁煙を初めて罰則付きで義務付け“受動喫煙”への対策を強化するもの。国会に参考人として呼ばれた長谷川一男さん(47)は、日本肺がん患者連絡会の代表で、自身も8年前肺がんが見つかり、ステージ4と宣告された。長谷川さんは、今回の法案では禁止されていない屋外での喫煙について聞かれ「屋外の喫煙所を作る、増やしていくのは一つの方法だが、そういった所も無くしていくことができたらいい」と答えていたところ、自民党穴見陽一衆院議員が「いい加減にしろよ」とヤジを飛ばした。参考人へのヤジは異例中の異例だ。穴見議員は21日午後に「喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいたものです」とコメントを公表した。厚生労働委員会の高鳥委員長は、穴見議員を厳重注意したという。