2017年1月25日、参議院議員の山本太郎氏が本会議で代表質問

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  • 2017年1月25日、自由党山本太郎共同代表が国会の代表質問に立ち、昨今の日本の政治腐敗や安倍政権の国民無視の政策を痛烈に批判した。
  • 山本議員は、先日の「ただ批判するだけでは何も生み出さない」という安倍総理による施政方針演説を受けて、皮肉たっぷりに「褒め殺し戦法」で安倍政権を追及。経済から教育、雇用から原発問題まで、幅広い分野において、安倍政権の腐敗を的確かつ分かりやすく批判した。
  • この山本太郎議員の手痛い追及に怒り心頭に発したのか、議会を運営する自民党は議事録からの削除を検討。伊達忠一参院議長が「山本君の発言について、速記録を調査の上、適切に対応したい」と宣言し、散会した。

【議事録から削除される?】山本太郎議員の参議院代表質問を書き起こしました。
http://useful-info.com/yamamototaro-representative-questions-in-diet

自由党、共同代表の山本太郎です。

先日安倍総理が施政方針演説で「ただ批判に明け暮れても何も生まれない」とおっしゃりましたので、今日は批判ではなく、政権の今までのお仕事を肯定的に振り返り、褒め殺し気味に、希望の会、自由・社民を代表し総理に質問いたします。よろしくお願いします。

政治の使命は、この国に生きる人々の生命財産を守ること、そう考えます。
安倍総理は誰のための政治を行っていらっしゃいますか?
安倍総理は、きっちりとお仕事をされております。庶民を犠牲にして大企業を儲けさせる。そのご活躍ぶり、歴代の総理大臣を見てもナンバーワンです。
庶民から搾り取った税金で、庶民への再分配は最低限に抑え、真っ先に手当てをするのは、選挙や権力基盤づくりでお世話になった経団連など大企業や資本家、高額納税者へのご恩返し。とことんおいしい減税、補助金メニューを提供、一方で派遣法を改悪し、働く人々をコストとして切り捨てやすくするルール改正などを取り揃える。
おかげで、上場企業はあのバブルの時よりも儲かり、過去最高益。一方で、中小零細企業の解散・休業は過去最高。見ているのは大口の支持者のみ。まさに「大企業ファースト」。これぞ、額に汗を流す政治家の鑑ではないでしょうか。