山本太郎代表、首相夫人は「毎日エンジョイ」と批判 - 日刊スポーツ(2018年2月1日)

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201802010000716.html
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自由党山本太郎共同代表は1日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」の国有地取得をめぐり、国会での説明を求められている安倍晋三首相の昭恵夫人が説明に応じない姿勢を、強く批判した。
首相への質問の中で、「一方の当事者(籠池前理事長)は国会に(証人喚問で)呼び、一方(夫人)は呼ばないのは不公平で、あり得ないことだ」と批判。その上で、「総理大臣夫人という立場を使い、国有地をただ同然で差し上げるきっかけをつくったと疑われる人物が、何も説明することなく、毎日をエンジョイ。通常運転に戻っている」と、痛烈に批判。一方で、「籠池前理事長と奥さんは半年以上、窓もない独房に長期間拘束されている」と、前理事長夫妻が昨年7月の逮捕以降、現在も拘置所での勾留が続いていることを指摘した。
さらに「安倍総理が(夫妻の)『口封じ』のために長期勾留を指示したなんて、ありえませんよね」と挑発。与党議員が「いいかげんにしなさいよ」と反発し、与野党理事が発言について協議。委員長は「議事録で精査の上、理事会で協議します」と、山本氏に通告した。
一方、首相は、山本氏との質疑で、籠池前理事長が、昭恵夫人から100万円を手渡されたと主張していることについて、「偽証」との認識を主張。「100万円を返すといって自宅に来たことがあるが、そのうちの98万円は白い紙だった」「『安倍晋三小学校』というのも、真っ赤なうそだった。そういうことだ」と指摘した。