凍土壁が月末に完成するも稼働できず 規制委、認可に慎重…「汚染水問題解消は錯覚」- 産経新聞(2016年1月24日)

(1/1)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160124-00000029-san-soci
(1/1)http://megalodon.jp/2016-0124-1024-16/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160124-00000029-san-soci

(1/3)http://www.sankei.com/affairs/news/160124/afr1601240009-n1.html
(1/3)http://megalodon.jp/2016-0124-1021-24/www.sankei.com/affairs/news/160124/afr1601240009-n1.html

東京電力福島第1原発事故に伴う汚染水問題で、建屋周辺の土壌を凍らせる「凍土遮水壁(とうどしゃすいへき)」の凍結に向けた工事が今月末にも完成することが23日、分かった。しかし、原子力規制委員会は「安全な運用が確認できない」として、稼働に待ったをかけている。国が汚染水問題の抜本策と位置付け、国費320億円を投じた凍土壁は、規制委の認可が得られず“無用の長物”と化す恐れが出ている。(原子力取材班)

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原発事故は3月で5年を迎えるが、汚染水問題の解決が遠のいていることに対し、規制委の田中俊一委員長はこれまで「凍土壁ができれば汚染水問題がなくなるという変な錯覚をまき散らしているところに過ちがある。(凍土壁は)不要では、と指摘しても東電や経済産業省は検討しない」と指摘している。