「社会保障削減」野党が批判 - 東京新聞(2015年12月13日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015121302000115.html
http://megalodon.jp/2015-1214-0941-08/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015121302000115.html

野党は十二日、自民、公明両党が消費税増税と同時に導入する軽減税率制度で外食を除く食品全般を対象にしたことを「社会保障財源を削るのか。対象を広げたのは極めて問題で許せない」(民主党岡田克也代表)などと一斉に批判した。
岡田氏は三重県桑名市で記者団に、一兆円規模の財源が必要になるとして「何のために消費税率引き上げを決めたのか。財政赤字がどんどん増える」と非難した。枝野幸男幹事長は取材に「財政規律の維持や社会保障の充実よりも選挙を優先させた」と述べ、社会保障と税の一体改革に関する自民、民主、公明の三党合意違反に当たると指摘。安倍政権を追及する考えを示した。
共産党小池晃政策委員長は「党利党略のため無責任に国政をもてあそんでいる」と述べた。
維新の党の松野頼久代表は「国会議員定数削減など身を切る改革の努力もまだまだ足りない」と注文を付けた。