公立で初 小中高一貫校 都、22年度めど 立川市に開設へ - 東京新聞(2015年11月25日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015112502000140.html
http://megalodon.jp/2015-1126-1102-50/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015112502000140.html

東京都教育委員会は二〇二二年度をめどに、公立では全国初となる都立の小中高一貫校立川市に開設する方針を固めた。中高一貫教育をしている都立立川国際中等教育学校の敷地内に新たに小学校を併設。英語教育を充実し、世界で活躍する人材の育成を目指す。
都教委によると、現行の立川国際は四学級。新設する小学校は二学級を想定し、二学級分は、ほかの小学校からの入学ができるようにする。選抜方法やカリキュラムなどは、専門家の意見を踏まえて今後検討する。
都立の小中高一貫校猪瀬直樹前知事が提唱し、専門家による基本構想検討委員会が理数系教育を重点に、教育課程を四年ごとに区切る「四・四・四」制の学校を一七年度に開設する方向で議論していた。
しかし「小学校入学時に理数系への適性を判断するのは難しいのではないか」などの指摘があり、「六・三・三」制とすることにした。検討委員会が最終報告をまとめ、二十六日の都教育委員会で提示する。