<神戸連続殺傷>遺族「11通目で初」加害男性事件向き合う-毎日新聞(2015年3月23日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150323-00000001-mai-soci
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手紙は、弁護士を通じて14日に届いた。B5判8枚に印字され、枚数は例年の2倍の多さ。内容は非公開としている。
手紙で男性は事件当日について述べているといい、京子さんは「読んでいて涙が出た。私も事件直前の彩花の声、髪の毛のさらさらした感じを鮮明に思い出した」と話した。
また、京子さんが97年に出版した「彩花へ『生きる力』をありがとう」を男性が読み込んでいることもうかがえ、「彩花をどれだけ大切に育てたか。その彩花を奪った後悔について記されていた」と説明した。
京子さんは「事件の前、誰かが本気で彼に関わっていたら、彼も彼の家族もこんなに不幸にはならなかった」との思いを強くしたという。「加害男性を崇拝する子たちもいるが、事件を起こそうとする人が、男性の今の償いの気持ちを知れば、ふと立ち止まるのかな」とも語った。