神戸児童連続殺傷 少年Aから今年も手紙…被害者母「今までで一番事件に向き合おうとしている」-産経新聞(2015年3月23日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150323-00000502-san-soci
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手紙は19年から毎年届き、今年で11通目。京子さんが今月14日に男性の弁護士から受け取った手紙は、B5判の紙8枚。パソコンで書かれていた。
京子さんは手紙の詳しい内容を明らかにしていないが「悲しさや悔しさとは違う不思議な涙が流れる中で読んだ」という。
さらに「私の1冊目の手記(『彩花へ「生きる力」をありがとう』河出書房新社)を(男性が)きちんと読んでいる感じだった。読むことは苦痛かもしれないが、あえて苦しいところに心を向けようとしているようで、それは贖罪(しょくざい)の気持ちがないとできないと思う」と話した。
京子さんは現在、彩花さんが通った小学校で、読み聞かせなどのボランティアを行っている。「他の人の役に立つことで私は自分を取り戻すことができた。男性も社会に対して何かの形で役立つことで、人間らしさを取り戻せるのかもしれない」と語った。