「平和のつどい」後援せず 従軍慰安婦扱う芝居理由 三島市-静岡新聞(2014年10月28日)

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11月16日に三島市で開催される「核兵器をなくし平和をつくる三島市民のつどい」(核兵器をなくし平和をつくる三島市民の会主催)について、三島市が後援をしない決定をしていたことが24日までに分かった。従軍慰安婦を扱った一人芝居が上演されることから、市は「外交問題になっており、市の中立性が疑われる恐れがある」と判断した。

主催者によると、同イベントは毎年開かれていて今年で32回目。20年ほど前から市の後援を受けてきた。今回は3部構成で、1部は市民による憲法前文の朗読、2部は中学生や県原水爆被害者の会会長らによる平和メッセージの発信、3部では女優の有馬理恵さんが「日本軍慰安婦問題とは」と題して一人芝居を行う予定になっている。

市行政課の担当者は「一人芝居の内容を聞いたら、主催者も具体的には分からないとのことだった。政府が継承する河野談話の範囲の話か分からないと後援は難しい」と説明した。

主催者は市の決定に納得できないとして、27日に市長宛てに公開質問状を提出する。