土井たか子氏死去 県内関係者「沖縄に深い思い」-琉球新報(2014年9月29日)

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社民党党首の土井たか子氏の訃報を受け、土井氏とつながりが深かった元国会議員ら県内の関係者からは「日本の平和にとって大きな損失だ」「沖縄への思い入れも深い方で、残念でならない」と悲しみの声が聞かれた。

照屋寛徳衆院議員
「土井さんは憲法学者でもあり、復帰前は憲法が適用されず、復帰後も憲法の精神が生かされない沖縄に強い思い入れがあった」

参院議員の山内徳信
憲法をしっかり守り、実践するという平和への揺るぎない理念を持っていた。土井さんの平和への思いは、勇気と希望を与えてくれた。平和の巨星が落ちたことは、日本、世界の平和勢力にとって大きな損失であり、大変残念だ」

沖縄開発庁長官の上原康助
基地問題集団的自衛権などで揺るがされている憲法の問題に対し、平和のリーダーとしてまだまだ問題提起をしてほしかった。それが聞けなくなってしまったのは大変惜しいことだ。沖縄にも思い入れの深い方であり、残念でならない。心からご冥福を祈りたい」

沖縄市長の東門美津子
「沖縄から初の女性国会議員として土井さんから手取り足取り教えてもらった。女性の政治家、一人の人として本当に尊敬する人を失ってしまった。さみしさでいっぱい」