小学校襲撃予告、少年の保護観察処分取り消し-読売新聞(2012年10月30日)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121030-OYT1T01230.htm?from=tw
http://megalodon.jp/2012-1031-1202-18/www.yomiuri.co.jp/national/news/20121030-OYT1T01230.htm?from=tw

横浜市のホームページに小学校への襲撃予告が書き込まれた事件で、神奈川県警に誤認逮捕された少年(19)について、横浜地検から保護観察処分の取り消し要請を受けていた家裁は30日、取り消しを決定した。

刑事裁判の「再審無罪」に相当する。

決定で、家裁の担当裁判官は「書き込みを行ったのは少年ではなく、犯行声明を出した人物である蓋然性が極めて高い。少年が非行事実を犯したと認めるに足りる証拠はない」と判断した。

少年は7月1日に威力業務妨害容疑で逮捕され、8月15日に保護観察処分が決定したが、再捜査で、インターネット掲示板に仕掛けられた不正プログラムによって、少年がパソコンで襲撃予告を書き込んだように偽装された疑いが浮上した。