祖父母への強盗殺人、懲役15年の1審判決支持 - 読売新聞(2015年9月4日)

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埼玉県川口市のアパートで昨年3月、祖父母を殺害して現金を奪ったとして強盗殺人罪などに問われた当時17歳の少年(19)の控訴審で、東京高裁(秋葉康弘裁判長)は4日、懲役15年とした1審の裁判員裁判の判決を支持し、被告側の控訴を棄却する判決を言い渡した。
1審・さいたま地裁判決によると、少年は昨年3月26日、同市のアパートで祖父母の背中を包丁で刺すなどして殺害。母親(42)(強盗罪などで服役中)と共謀して現金約8万円やキャッシュカードを奪うなどした。
弁護側は、少年は母親の指示で犯行に及んだと主張し、「少年は母親に虐待され、逆らえない心理状態だった」として少年院送致などの保護処分を求めていた。