誤認逮捕巡り少年に補償決定 遠隔操作で家裁浜松支部-日本経済新聞(2012年11月16日)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1603T_W2A111C1CC1000/
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パソコン遠隔操作で横浜市のホームページに小学校襲撃予告が書き込まれ、少年(19)が誤認逮捕された事件で、静岡家裁浜松支部(桐ケ谷敬三裁判官)が少年への補償を決めたことが16日、静岡家裁への取材で分かった。

静岡家裁によると、決定は12日付で、補償金額は明らかにしていない。家裁は少年の保護観察処分が取り消された10月30日から補償手続きを開始した。少年側からの請求を受け、支払い手続きをする。

補償金額は拘束された日数に応じて支払われ、補償金は1日当たり最高1万2500円。少年は7月1日に威力業務妨害容疑で神奈川県警に逮捕され、静岡家裁浜松支部が保護観察処分を決めた8月15日まで46日間拘束された。〔共同〕