NHK世論調査 安倍内閣「支持する」38% 「支持しない」44% - NHKニュース(2018年5月14日)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180514/k10011437881000.html

NHKの世論調査によりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査と同じ38%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、1ポイント下がって44%で、先月に続いて、「支持しない」が「支持する」を上回りました。

NHKは今月11日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは2187人で、61%にあたる1330人から回答を得ました。

それによりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査と同じ38%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、1ポイント下がって44%で、先月の調査に続いて「支持しない」が「支持する」を上回りました。

支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が49%、「実行力があるから」が18%、「支持する政党の内閣だから」が14%でした。

逆に、支持しない理由では、「人柄が信頼できないから」が47%、「政策に期待が持てないから」が25%、「支持する政党の内閣でないから」が8%でした。

先月行われた南北首脳会談を全体として評価するか聞いたところ、「大いに評価する」が10%、「ある程度評価する」が51%、「あまり評価しない」が21%、「まったく評価しない」が9%でした。

先月の南北首脳会談や、来月行われる史上初めての米朝首脳会談を通じて、北朝鮮の核・ミサイル問題の解決につながると思うか聞いたところ、「つながる」が22%、「つながらない」が25%、「どちらともいえない」が45%でした。

安倍総理大臣は、アメリカや中国、韓国の首脳と会談し、北朝鮮の非核化に向けて、連携して対応することを確認しました。これを評価するか聞いたところ「大いに評価する」が12%、「ある程度評価する」が53%、「あまり評価しない」が23%、「まったく評価しない」が5%でした。

安倍総理大臣は、2002年の日朝ピョンヤン宣言に基づいて拉致・核・ミサイルの諸懸案を包括的に解決して、北朝鮮と国交正常化を目指す考えを示しています。これを評価するか聞いたところ、「大いに評価する」が11%、「ある程度評価する」が50%、「あまり評価しない」が25%、「まったく評価しない」が6%でした。

加計学園獣医学部新設をめぐって、柳瀬元総理大臣秘書官は国会の参考人招致で、「学園の関係者と面会したが、愛媛県今治市の職員が同席したかもしれない。首相案件とは言っておらず、安倍総理大臣に報告していない」と説明しました。柳瀬氏の説明に納得できたか聞いたところ、「大いに納得できた」が2%、「ある程度納得できた」が9%、「あまり納得できなかった」が30%、「まったく納得できなかった」が49%でした。

柳瀬元総理大臣秘書官の参考人招致について、与党側は一定の区切りがついたとしていますが、野党側は、疑惑が深まったとして関係者の国会招致を求めています。招致が必要だと思うか聞いたところ、「必要だ」が47%、「必要ではない」が18%、「どちらともいえない」が26%でした。

民進党希望の党が結成した「国民民主党」に期待するかどうか聞いたところ、「期待する」が8%、「期待しない」が50%、「どちらともいえない」が34%でした。

「沖縄に申し訳立ちません」 「通販生活」が特集 基地の引き取り問う - 琉球新報(2018年5月13日)

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-716310.html
http://archive.today/2018.05.12-215736/https://ryukyushimpo.jp/news/entry-716310.html

【東京】沖縄の米軍基地問題などを随時特集している「通販生活」(カタログハウス)は最新号の2018夏号で、改めて基地の本土への引き取りなどを問う沖縄特集を掲載している。作家の落合恵子さんと稲嶺進前名護市長との対談や、「沖縄県民に申し訳が立ちません」との見出しを掲げた、東京の基地引き取り運動の代表らのインタビューと合わせて15ページにわたる。
稲嶺さんは落合さんとの対談の中で「本土の引き取り運動以外、沖縄の問題はよそ事というのが本音ではないか」と指摘した。それを受けて落合さんは「辺野古新基地建設ストップ、日米地位協定改訂、本土への基地引き取り、三つの宿題に本土の私たちがどう応えるかが問われている」と応じた。
インタビュー記事では、東京外国語大の伊勢粼賢治教授と東京新聞の半田滋論説兼編集委員が登場。さらに、沖縄の基地を引き取る会・東京の飯島信さんは「本土への引き取りは加害者としての責任で、本土にも基地はいらないとの考えが沖縄集中の現状追認になりかねない」と指摘した。
特集を担当した通販生活読み物編集長の平野裕二さんは「特集を読んで引き取り運動を初めて知った、無関心ではいけないという読者もいて、このままでは駄目だと思う人が増えている。ただその一方で、無関心層が多いのも事実」と読者の反応を説明した。

新潟県知事選挙 野党統一候補に民進、連合新潟も加わることは画期的だ - 弁護士 猪野亨のブログ(2018年5月14日)

http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-3423.html

新潟県知事の辞職に伴う選挙ですが、6月10日投票が行われます。
野党統一候補が池田千賀子氏です。原発再稼働については、前知事の政策を継承します。
この統一候補に対しては、民進党と連合の姿勢が問われていました。
前回の選挙では、連合は自民党系候補を推すという最低の方針を実行し、その連合が自民党系候補を推すものだから党としては自主投票という恥ずかしい対応をしていました。
「米山隆一さんが当選 野党の連携が当選させた 連合は恥を知るべき」
当初、民進党自民党系候補に相乗りする姿勢すら示していました。
「新潟知事選 民進県連関係者「自公との相乗り排除せず」」(毎日新聞2018年4月20日)(魚拓 http://archive.today/2018.04.20-094350/https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180420/k00/00e/010/262000c)
民進党系県議には花角氏の行政経験を評価する声もあり、県連関係者は「野党統一候補が第一だが、自公との相乗りも排除しない」としている。」
それがここにきて一転、野党統一候補である池田氏を推すというのですから驚きです。
それ以上に驚きなのが連合新潟まで野党統一候補を推すという大転換です。
「旧民進が新潟知事選で野党共闘へ池田千賀子氏を支援」(日刊スポーツ2018年5月11日)(魚拓 http://archive.today/2018.05.14-014633/https://www.nikkansports.com/general/news/201805110000987.html)
「知事選への対応を巡り、国民民主党を結成した旧民進党社民党の両県連と連合新潟の幹部、県選出の野党系国会議員が11日、新潟市内で会合を開き、無所属で立候補表明した池田千賀子県議(57)の支援で一致した。」
前回の選挙のときの謀略ビラ

池田氏自治労出身候補ということもあるということですが、それにしてもこれまで原発に批判的な候補に対しては嫌悪感すら示していた連合が転換をしたことの意義は大きいといえます。
恐らく中央の連合は、このような転換は現状では難しいでしょう。中央と地方の違いが鮮明になってきたともいえます。
連合内官公労立憲民主党にシフトしてきています。
連合主導で民進党希望の党の合流がなりましたが、多くの不参加者を出すという低迷ぶりを露呈しました。
地方では民進党から立憲民主党への流出が続いています。
これで自民党に乗れば存在意義は完全になくなります。
その意味では連合も同じです。労働組合員からも見放されるのは必至です。特に地方は官公労が中心ですから、大企業傘下の労組など取るに足りませんし、ましてや電力労連などの顔色をみる必要など全くありません。
大きく変わるときが来ました。
後は結果を出すことだけです。

(政界地獄耳)独裁主義の国に住みたいか - 日刊スポーツ(2018年5月14日)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201805140000337.html
http://archive.today/2018.05.14-012151/https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201805140000337.html

★先月30日。連休のさなかに放送されたNHK討論番組「解説スタジアム」で、同解説委員・岩田明子は「フィリピンのドゥテルテ大統領はかなり強権的なイメージで誕生したが、やっていることは国内の深刻な麻薬対策ですね。この被害者の救出。それから中国とうまく交渉して資金を引っ張り、日本から資金を引っ張り、それでいて中国の船は追っ払い、かなり国益をもたらしているという。独裁者のレッテルを貼られているが、成功した例とも言えるのではないか」と発言した。
★最近のドゥテルテ政権といえば、メディアへの圧力を強め、政権に批判的なネットメディア「ラップラー」の企業認可が取り消されるなど、まさに独裁的だ。ドゥテルテは就任後の施政方針演説で「麻薬王や資金源、密売人の最後の1人が自首するか、あるいは投獄されるまでやめない。彼らが望むならあの世に葬り去ってもよい」と公言し、超法規的に麻薬犯罪に関わる容疑者を裁判にかけず、現場で射殺することを容認。大統領就任後わずか1カ月余りで、1800件余りの“私刑”が行われた。
★岩田はそれを成功例とし、独裁はレッテル貼りだとした。番組では別の解説委員が「その国に住みたいと思いますか。うちの指導者は強権的ですごく国民を守ってくれるから、その国民になりたいって、お考えになりますか」といさめたが、岩田の持論は展開された。
★10年、民主党政権時に内閣府特命相・玄葉光一郎は、キッコーマン会長・茂木友三郎(当時)と雑誌で対談し、茂木の「リーダーになる人は賢人でなければならない」という条件付きながら「ビナイン・ディクテーターシップ(やさしい専制主義)がいい」との発言に同調。「非常に賢くて権力を抑制的に使う人が、独裁体制でリーダーになったら一番いいですよ。最高に効率よく国が発展する。それは間違いないですね」(10年「味の手帖6月号」から一部抜粋)と発言している。
★政治家は選挙から次の選挙まで、国民から白紙委任を受けた気になりがちだ。それなら独裁主義も、公約に堂々と掲げればいい。そんな国には住みたくない。(K)※敬称略

関連サイト)
NHK岩田明子、櫻井よしこら安倍応援団が「良い独裁もある」と大合唱!トンデモ論で安倍独裁政治を正当化 - LITERA(2018年5月10日)
http://lite-ra.com/2018/05/post-4003.html

http://lite-ra.com/2018/05/post-4003_3.html
安倍応援団が一斉に語り始めた「良い独裁がある」論、官邸も発信?
「民主主義国家は、国民の考え方や選択によって決まります。それが民主主義の素晴らしさであると同時に、民主主義の怖さでもある。国民が愚かであれば国は亡び、国民が賢ければ国家が守られる。モリカケ騒動からいまだに脱しきれない日本の行く末が心配でなりません」
公文書改ざんは民主主義を根幹から揺るがす大問題という認識さえもち合わせず、“モリカケで騒ぐ国民は愚か”と言い放つ。……たしかに櫻井氏のような国民ばかりだとこの国が亡ぶことは間違いないだろう。
とまあ、こんな具合に、“物事を素早く決められる人物こそが真のリーダー”というこの国の悪い思考を煽るかたちで独裁を肯定し、「一流の政治家は安倍首相以外にいません」(田久保)と強調するのである。
それにしても、立てつづけに安倍応援団から飛び出した「独裁」肯定&待望論。岩田氏が「WiLL」を読んで「その手があったか!」と膝を叩き、NHKという公共放送でこのトンデモ論をアレンジした……という地獄のような“反知性の再生産”がおこなわれた線も考えられなくもないが、もっと可能性が高いのは、この「独裁」肯定論が「官邸主導」でおこなわれたのではないか?という疑いだ。
事実、森友・加計疑惑が顕著な例だが、「辻元清美に3つの疑惑がある」なる明白なデマや、加計では「挙証責任は文科省にある」といった責任転嫁の言説、さらには「モリカケ朝日新聞の陰謀」なる陰謀論まで、まるで示し合わせたかのように同じ主張が安倍応援団ジャーナリストならびに御用メディアから相次いで飛び出すということが起こった。
こうした主張は、じつは官邸から流されていたと見られており、実際、森友文書に記された「本件の特殊性」という文言をめぐって流布した「特殊性とは同和のこと」というデマにかんしては、今井尚哉首相秘書官が記者たちに「〈特殊性〉は人権問題に配慮して」と情報を発信していたことが報じられている。つまり、今回の「独裁」肯定&待望論も、官邸が安倍応援団ジャーナリストにレクチャーし、流させている。そういう可能性が考えられるのだ。
しかし、もしそうであったとすれば、「良い独裁もある」「民主主義より独裁」などというあり得ない情報を流させるしかないほど、安倍官邸は相当に追い詰められているとも言えるだろう。そして、そのうち田崎史郎氏あたりがワイドショーで独裁を肯定しはじめるかもしれないが、ぜひ視聴者には壮大にドン引きしていただき、安倍政権のヤバさを広めてもらいたいと願うばかりである。(編集部)

「独裁」容認、「貧乏人は麦を食え」/菅内閣3人組の危ない思想 - しんぶん赤旗(2010年7月27日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-07-27/2010072702_02_1.html
https://megalodon.jp/2015-0920-2100-54/www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-07-27/2010072702_02_1.html

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公務員制度改革担当で入閣した玄葉氏も「独裁」という言葉に抵抗感が薄いようです。茂木友三郎キッコーマン会長(21世紀臨調共同代表)との誌上対談で次のようなやりとりをしています。

茂木 政治形態でいちばんいいのは『ビナイン・ディクテーターシップ(優しい専制主義)』だという言う人が多かった…。

玄葉 まったくおっしゃる通りで、私もそう思います。非常に賢くて、権力を抑制的に使う人が、独裁体制のもとでリーダーになったら、いちばんいいですよ」(『味の手帖』6月号)

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JNN世論調査、柳瀬氏招致で「疑惑深まった」74% - JNN(2018年5月14日)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3368587.html
https://megalodon.jp/2018-0514-0907-09/news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3368587.html

加計学園問題をめぐり先週行われた柳瀬元総理秘書官の参考人招致を受け、「疑惑が深まった」と感じた人は74%に上ることがJNN世論調査でわかりました。
安倍内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より0.6ポイント増え40.6%でした。一方、支持できないという人は、0.7ポイント減って57.7%でした。支持・不支持とも横ばいでしたが、2か月連続で不支持が支持を上回る結果となりました。
安倍総理の友人が理事長を務める加計学園獣医学部新設問題を巡り、先週、柳瀬元総理秘書官の参考人招致が行われました。
柳瀬氏は3年前、加計学園の関係者と少なくとも3回、官邸で会いながら、安倍総理に対し「報告したことも指示を受けたことも一切ない」と述べましたが、この説明に納得できるか聞いたところ、「納得できない」が80%にのぼりました。
柳瀬氏の参考人招致を受け、与党からは「一定の区切りがついた」という声が上がっていますが、野党側は「疑惑は深まった」としています。どちらの考えに近いか聞いたところ、「疑惑は深まった」と思う人が74%に上りました。
財務省の福田前事務次官によるセクハラ問題をめぐり、麻生財務大臣が「セクハラ罪という罪はない」などと発言しましたが、この発言について「問題がある」と思う人は76%に上りました。
事務次官のセクハラ問題や決裁文書の改ざん問題を受け、麻生大臣が辞任すべきかどうか聞いたところ、「辞任すべき」は49%で、「辞任する必要はない」の37%を上回りました。
来月12日に行われる初の米朝首脳会談について、北朝鮮の非核化につながると、どの程度期待するか聞いたところ、「期待できる」という人が「大いに」と「多少は」を合わせて34%、「期待できない」は「あまり」「全く」を合わせて65%でした。