PKO5原則順守で一致=シナイ半島陸自派遣-防衛政務官 - 時事ドットコム(2019年3月17日)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031700508&g=int
http://archive.today/2019.03.19-014202/https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031700508&g=int

【カイロ時事】日本政府が陸上自衛官2人の派遣準備を進めているエジプト東部シナイ半島での「多国籍軍・監視団(MFO)」について、鈴木貴子防衛政務官は17日、「MFO司令官は(停戦の成立など自衛隊の)国連平和維持活動(PKO)参加5原則は完全に守られることの必要性、重要性を理解している」と述べた。シナイ半島の現地調査を終え、カイロで記者団に語った。
シナイ半島では特に北部でイスラム過激派の活動が盛んで、エジプト軍がイスラエル軍と協力しながら掃討作戦を続けている。自衛官の活動拠点は平穏な半島南端シャルムエルシェイクにあるMFO司令部となるが、鈴木政務官は「北部には潜在的な危険性もあり、情勢を注視する必要がある」という認識でMFO側と一致したことを明らかにした。