東京五輪・パラ ボランティア応募が8万人突破 - 毎日新聞(2018年11月21日)

https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20181122/k00/00m/050/081000c
http://archive.today/2018.11.22-001958/https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20181122/k00/00m/050/081000c

2020年東京五輪パラリンピック組織委員会は21日、大会ボランティアへの応募が20日午前9時時点で8万1035人となり、募集人数の8万人を突破したと発表した。12月21日午後5時まで応募を受け付ける。
組織委によると、応募者の6割を女性が占め、外国籍の人が44%と半数近くに上った。年代別では20代が32%と最も多く、10代が17%、50代が14%。日本国籍に絞ると、50代(22%)と10代(19%)が多く、20代は12%にとどまった。
9種類ある希望分野別では、競技会場などでの運営サポートが最も人気があり、車を運転する移動サポートが最も少なかった。手続きは未完了だが、特設サイトに登録した人は13万2335人で、関心の高さをうかがわせた。
「1日8時間程度、合計10日間以上」を原則とした活動条件については、「ブラック」「やりがい搾取」などの批判もあったが、応募した人の65%は11日以上の活動を希望。組織委の武藤敏郎事務総長は「予想以上に長期間の活動を希望している人がいた」と語った。
一方、東京都が募集している都市ボランティアは21日午前10時までに1万5180人が応募しており、募集人数の2万人には届いていない。当初は12月5日までとした応募期間を大会ボランティアに合わせ、同21日に延長することを決定。説明会を開いたり、企業や団体を訪問したりするなどして応募を呼びかけている。【円谷美晶】