https://mainichi.jp/articles/20180313/k00/00m/040/108000c
http://archive.today/2018.03.12-132139/https://mainichi.jp/articles/20180313/k00/00m/040/108000c
九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)で1次冷却水の放射性ヨウ素濃度が上昇した問題で、九電は12日、燃料集合体1体から放射性物質が漏れ出ていたと発表した。外部環境や作業員に影響はないという。燃料集合体の中にある核燃料棒を覆う管に穴が開いている可能性があり、今後、損傷具合や原因などの詳細を調べる。
川内1号機は昨年3月以降、1次冷却水の放射性ヨウ素濃度が通常値より上昇。制限値を下回っていたが、今年1月からの定期検査で、燃料集合体157体を調べていた。
九電によると、九電の原発で同様の放射性物質漏えいは10例目で、川内原発では2例目。【浅川大樹】