北朝鮮 止める秘策はあるか (本社コメンテーター 秋田浩之) - 日本経済新聞(2017年4月12日)

http://www.nikkei.com/article/DGXKZO15178710R10C17A4TCR000/

朝鮮半島をめぐる空気が、にわかにきな臭くなってきた。禁じ手の化学兵器を使ったとして、トランプ米大統領はシリアのアサド政権軍を攻撃した。核の脅威をまき散らす北朝鮮にも軍事力を振るうのか。舞台裏の議論を探った。
「今の瞬間風速でいえば、北朝鮮問題の緊急度は過激派組織『イスラム国』(IS)を上回っている」。米政府当局者は政権内の空気をこう明かす。
北朝鮮が日本全土をミサイルの射程に入れ、挑発を強めている現状を受け、トランプ氏は周辺にこうつぶやいたという。
「こんな状況で、2020年に東京オリンピックをやるのか」
米本土に届く大陸間弾道ミサイルICBM)の開発が加速するにつれ、彼の危機意識はさらに高まっている。
(以下全文)
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/883.html