(考える広場)最高裁に「異議あり!」 - 東京新聞(2017年3月4日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/hiroba/CK2017030402000212.html
http://megalodon.jp/2017-0306-0901-51/www.tokyo-np.co.jp/article/culture/hiroba/CK2017030402000212.html

安全保障関連法など合憲性が問われる法整備が相次ぐ。夫婦別姓など社会の変化に伴い司法に判断を仰ぐ問題も増えている。司法そしてその頂点の最高裁は「日本の今」に対応できているか。

最高裁判所> 三権の一つ「司法」の最高機関。1947年、従来の大審院に代わり発足。大審院にはなかった違憲立法審査権を持ち、「憲法の番人」と称される。長官と14人の判事で構成。長官は内閣の指名に基づき、天皇が任命する。法令について違憲としたのはわずか10件だが、2000年以降は5件と急増している。  

◆国の意向追認、目立つ 元裁判官、明治大法科大学院教授・瀬木比呂志さん
◆政治中枢、踏み入らず 立命館大教授・渡辺千原さん
◆「開かれた司法」願う 東海テレビ報道部長・斉藤潤一さん