(本音のコラム) 佐藤優さん 沖縄「理解」の本気度 - 東京新聞(2017年1月27日)

長谷川幸洋氏が、沖縄ヘイト番組に関与したことについて本紙は社論を明らかにすべきだ。「東京新聞」が沖縄に対して示している「理解」の本気度が問われている。

関連サイト)
「沖縄ヘイト」と批判集まる番組「ニュース女子」 制作のDHC 側に見解を聞いた - BuzzFeed News(2017年1月18日)
https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/okinawa-tokyomx3?utm_term=.xdY5OJOy4q#.wyYykxkv0e

一連の経緯を振り返る。
問題となった1月2日放送の「沖縄・高江のヘリパット問題はどうなった?過激な反対派の実情を井上和彦が現地取材!」では、沖縄・高江の米軍ヘリパッドへの反対運動を、軍事ジャーナリストの井上氏が報じていた。
番組では、反対運動への参加を呼びかける「東京で配られた」「5万円をあげると書いてある」というビラが紹介された。これに対して、配布していると名指しされた団体「のりこえねっと」は反発。
5万円は日当ではなく報道は「歪曲」で、「まったく取材を受けていない」などと、抗議声明を出していた。
また、井上氏は「トラブルに巻き込まれる可能性がある」「ここから先は危険」と説明して、反対運動の現場に言っていないが、そのリポートは高江から約40キロも離れた場所だった。